梅色生活のこだわり

KODAWARI

原料へのこだわり

おいしい梅干をつくるために、まずは原料選びから始めます。もちろん梅干に使う梅は『紀州南高梅』。梅色生活は、紀州みなべ・田辺地区(和歌山県みなべ町・田辺市)等の南高梅を使用しています。

  • みなべ・田辺地区の南高梅

    みなべ・田辺地区の梅畑の大部分は、黒色をした瓜谷塁層の上にあります。この地はやせているため、米作には向いていませんが、水はけがよく、空気の出入りも良いため、南高梅の生育に最適です。また、梅は生育に多量のカルシウムからできているため、天然の肥料となります。皮が薄くて、果肉たっぷりの良質な梅を育てるために不可欠な条件が、みなべ・田辺地区の土には揃っているのです。

  • 世界農業遺産認定に

    みなべ町と田辺市では、約400年前から農地に不向きな斜面の中央で梅を栽培。周りにウバメガシなど薪炭林を植えて斜面の崩落防止や保水、防風林の役割を持たせ、高品質な梅を作り続けてきました。薪炭林に住むミツバチが、梅の受粉を担い、樹齢35〜40年のウバメガシは炭の基木となります。この和歌山県の梅生産手法「みなべ・田辺の梅システム」が平成27年12月、国連食糧農業機関によって世界農業遺産に認定されました。

南高梅のA級品からさらに、自社の品質検査に
合格したものを使用しています

梅色生活の梅干は特選マークに認定される南高梅のA級品のうち、
自社の品質検査に合格したものを使用しています。

A級品とはキズがなく、
皮が薄くて、適度に柔らかく、
粒揃いの良いものです。

特選梅干に認定されています。特選梅干とは、みなべ、田辺等の地域で生産された梅干で、紀州梅の会選別基準によるA級品の梅干を100%使用し、紀州みなべ梅干協同組合、田辺梅干協同組合に加盟する企業が製造する梅干です。

全国のお客様に対し最高品質の「紀州梅干」を、安心して選んでいただけるよう厳しい品質基準を設け、それをクリアした銘柄だけにこの「特選認定マーク」を付与するものです。

信頼できる農家さんの安全な梅干

梅干づくりに必要な梅は、みなべ・田辺地区等の複数の農家さん達が塩漬け、天日干しした白干の状態で届けられます。果肉ふくよかな南高梅を育てる経験と技術はまさに「梅の匠」です。農家さんたちには、丁寧に梅を育てていただいています。

原料を届けてくれる農家さん羽柿さん夫妻

農家さんが天日干ししている梅干

天日干しされた梅干は、生産者の名前や住所、梅干の生産年度、等級などを書いたラベルを貼った樽に入れて、届けられます。

  • 原料はやさしく洗浄

    やわらかい梅干なので、やさしく洗いながら、せいろに取り分け、水で洗い流すとともに、
    つぶれた格外品を経験豊かな作業員が丁寧に取り除きます。

  • 原料の選別

梅色生活オリジナルの味

梅色生活では調合済みの調味液は使用していません。それぞれの味ごとに、美味しさを追求し、試作を重ね完成した、梅色生活オリジナルの調味液に漬け込み味付けしま。合成保存料・合成着色料・遺伝子組み換え原料は使用していません。安全性の高いものだけを、必要最低限に抑えて使用しています。

2週間ほど調味液に漬け込み、じっくり味をのせます。

  • 一粒一粒丁寧に。
    手作業での容器詰め

    南高梅はやわからく、つぶれやすいので、すべて手作業で容器に詰めています。

一粒一粒品質を確認します

一粒一粒丁寧にお詰めしています

キズや斑点はないか?

枝などですれて傷ができていたり、黒くシミのようになっているものは取り除きます。

皮が破れていないか?

南高梅の皮は薄くて柔らかいので、漬け込み時や容器詰めの時に破れてしまうこともあります。皮が破れている梅干も取り除きます。

異物混入チェック

容器詰めされた梅干は、金属探知機で
異物混入がないか確認します。

手作業で包装

大切な方へのギフトにご利用頂くため、
お一つお一つ手作業で心を込めて包装しております。

衛生管理

工場内に入室する際は、作業服のローラー掛け、エアーシャワー、手洗い、アルコール消毒を必ず行います。原料の加工や包装の工程で梅干に異物が紛れ込まないよう、生産ラインでは常に厳しいチェックを行っています。

作業服のローラー掛け

エアーシャワー