あったかいごはんに、おかずをのせ、おだしを注いて食べる「だしかけごはん」のレシピをご紹介します。
「だしかけごはん」とは、一般的なお茶漬けの具材の枠にとらわれず、しっかりお腹にたまる「おかず」をごはんにのせ、それにおだしを注ぐことにより、「ごはん×具材×だし」から生まれる、新たな“うまみ”を楽しむ食事です。
一つの器で作れて、洗い物も少なくなるので、一石二鳥です!
今回は、寒い時期が旬の「鯖」を使った「だしかけごはん」をご紹介します。
あまり手間のかからない、とっても簡単なレシピです。
「鯖と梅干のだしかけごはん」
●材料
・ごはん 器一杯分(※ごはんは器1/2杯分ほど)
・鯖 1〜2切(食べたい量を)
・お好みの漬物
・お好みの梅干
・昆布や鰹節、お出汁パックなど出汁をとるもの
・醤油
・みりん
・梅肉
・ごま
お出汁をとる時に使用する「昆布や鰹節」「お出汁パックの中身」を捨ててしまわず、ふりかけにして添えることにより、さらにうまみを感じることができます!
●作り方
1,お出汁をとる。
鍋に水と昆布を入れて20〜30分間おいた後、弱火にかけて沸騰直前で昆布を取り出す。
その後強火にして沸騰したらかつお節を入れ、30秒間ほど煮立ててたら火を止める。
かつお節が鍋底に沈んだらザル等でこす。
※昆布・鰹節の量は1リットルの水に対して、各10gが目安。
※お出汁パックなどでもOK!
2,お出汁ふりかけを作る。
お出汁をとった後の、昆布や鰹節、もしくはお出汁パックの中身をとり出し、醤油・みりん・梅肉・ごまを加えて、フライパンなど(テフロン加工の鍋など)で熱し、焦げないように混ぜながら、水分がなくなりパラパラするまで炒めて、お出汁ふりかけを作ります。
※昆布や鰹節、お出汁パックの中身15gに対し、醤油:大さじ1、みりん:大さじ1、梅肉:小さじ1、ごま:大さじ1
3,鯖に塩を適量ふり、グリルやフライパンなどで焼く。
4,器にごはんを盛る。
5,焼いた鯖、梅干、漬物、お出汁ふりかけをご飯にのせ、最後に出汁を注く。
「鯖チーズのだしかけごはん」
チーズを加えて、ちょっぴり洋風に。
●材料
・ごはん 器一杯分(※器1/2杯分ほど)
・鯖 1〜2切(食べたい量を)
・とろけるチーズ
・パルメザンチーズ
・青ねぎ
・梅干
●作り方
1,お出汁をとる。
※お出汁の取り方は上記1と同じ。
2,鯖に塩を適量ふり、グリルやフライパンなどで焼く。
3,器にごはんを盛り、とろけるチーズをのせる。
4,3に焼いた鯖をのせ、オーブンで焼5分弱焼く。
5,オーブンからとり出し、パルメザンチーズ、青ネギをかけ、梅干を添えて完成。
今回の「だしかけごはん」のアイデアは、こちらの本を参考にさせていただきました。
究極の一膳「だしかけごはん」
著者:淺野曜子
公式サイト:
http://www.stardustpictures.co.jp/book/2017/dashikakegohan
Facebook:
https://www.facebook.com/dashikakegohan
「だしかけごはん」のベースとなる、出汁の取り方も詳しく紹介されています。
鰹、昆布以外にも、煮干し、しいたけ、野菜、牛、鶏の出汁の取り方も紹介されています。
このレシピ本と、日本だしに拘る人気和食店「えん」がコラボレーションしたメニューが、下記えん店舗で展開されています。
<期間限定オリジナルメニュー>
●彩り野菜のだしかけごはん
「和食・酒 えん」池袋西口店にて 11 月末まで販売中
●真鯖のたまりしょうゆ漬けだしかけごはん
「だし茶漬け えん」全店にて 11/7(火)〜12/5(火)まで販売中
寒い季節にぴったりの、あったまる一品です!「だしかけごはん」是非試してみてくださいね!